地域概要

 

福島県に接する県境のまちで、明治維新下での廃藩置県では会津若松県になりました。
そして、明治19年に現在の新潟県に編入された会津文化も漂わせる古き町です。
当時の産業の中心は林業で、その加工業として木炭の製造が盛んに行われていました。
また、大河阿賀野川の流れる阿賀町は会津地方から越後新潟港への「山の港」ともいわれ、
木材や木炭をはじめとする各種商品の流通が活発で、東蒲原郡の行政、経済の中心地としても繁栄しました。
「山の港」もダムの建設・陸上輸送の発達により徐々に消えて行きましたが、
宿場などの河港の遺跡が現在も残っています。
また、秋には山の紅葉が美しく色づく風光明媚なところです。

 

近年殆ど見られなくなりましたが、津川は『狐火』の発生率世界一といわれていました。その狐火とはいったい何なのでしょうか。
色々言われがありますが、狐が交尾をする際に、ふれあうしっぽの摩擦で発光するという説もあるようです。

その狐火は、麒麟山に住み着いていた狐が嫁入りするときの明りとされていました。そしてその狐火が

見えた年(狐の嫁入りがあった年)は豊作で縁起がよいとされていたのです。電気の普及・発展

により、囲りが明るくなるごとに狐火は消えて行き、今となっては伝説化されつつあります。それを

イベント化したものが『津川狐の嫁入り行列祭り』です。毎年5月3日は町で狐のメイクをした人達

でにぎわいます。その年、実際に結婚を控えたカップルが狐の花嫁・花婿に扮し、夜になると106名

のお供を連れた狐の嫁入り行列は見ている方を幻想の世界へと誘います。